ロールグルーブ(溝)寸法の確認

グループ加工には加工後に確認する項目がいくつかありますが、すぐに習熟可能です。日本金属継手協会(以下「JPF」という。)のマニュアルを参考にしています。

JPF施工マニュアルの溝寸法の項には「溝加工後はG,C,L,W,f寸法を確認して下さい。」との記載がありますが、ポイントはシール面幅(L)寸法と溝径(G)、管端部最大径(f)です。

注記
1.溝径(G)は、150A以下にのみ適用する。200A-300Aについては、溝周長を適用する
2.溝深さ(d)は参考値とする。
3.管端部最大径(f)は目標値とする。

L:シール面
→ノギス等で定期的に。

G:溝深さ
→溝ゲージ、周長ゲージ。浅いと抜けの原因になりますので、毎回実施。

f:管端最大径(ラッパの有無)
→溝ゲージ後部にて確認する。ラッパ状はガスケットの装着が困難になるとともに、シール能力に影響が出ます。

※溝ゲージは弊社でも取扱ありますので、お問い合わせください。